
#映画 『ユニバーサル・ランゲージ』を見てきました。
「七面鳥に眼鏡を盗まれたクラスメイトのために、主人公の姉妹は駐車場で氷漬けになっている紙幣を手に入れようとするが…」という、心温まる優しさと「お前は何を言っているんだ…?」なシュールさが同居するあらすじの通り、ヘンテコな人々・出来事が淡々と映し出されて楽しい。
ウェス・アンダーソン作品からポップな可愛らしさを抜いたみたいな美術が目に楽しい。
同じような建物が並ぶ無機質な街並み、高速道路のすぐ脇にある墓地、針がない時計、さびれたショッピングモール(ぶらつくのは禁止!)
終始リミナルスペースっぽさがある。
親切な行いが巡り巡って、一見バラバラだった出来事が繋がっていく。
…と言うといかにも良い話なんだけど、もう1人の主人公であるマシューの結末は……あれはハッピーエンドなのか……???
紙幣を再び氷の中に戻すの、街の人々からもらった親切を次の誰かへ繋いだようにも見えるけど、それにしては虚しさを感じちゃった。ちょっとホラーだったし。
認知症の母親から忘れられ、仕事も辞めて、故郷のはずのウィニペグには自分の居場所がない…アイデンティティを失った彼は親切の輪に加わることを拒否したのかな…?とも思ってしまった。
わかんないけど。
ウィニペグという舞台、フランス語とペルシャ語が公用語となっているイフ設定、度々匂わされる過去の政治的な背景など、何か意図があるんだろうというところまでしかわからなかった。
今年1番わかんない……となってる映画かも。パンフレット買わなかったのちょっと後悔。
古いCM風の予告編 クセになるたたむ