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No.3

グレゴリーとフレディ

#fnaf 大人になったグレゴリーくんと平和に暮らしてるフレディさん


 子供の頃の記憶。そこは硬くて狭くて、ひどく揺れるし、お世辞にも居心地が良いとは言えなかったと思う。
「グレゴリー?そんなところでなにを……」
 あの頃は体中に響いたフレディの声は、今では鼓膜を揺らすだけだ。僕を体まるごと匿ってくれた腹部の空間は、今となってはせいぜい頭を突っ込むくらいしかできないから。
「別に。ちょっと懐かしいなと思っただけ」
 そう言いながらもフレディの体の中に頬をくっつけたままでいると、困ってもじもじしているのが振動でわかる。
 無機質な彼の中身の、優しい機械音が聞こえる。
 フレディが一緒にいるのは心強かったけど、一歩外に出れば何十ものアニマトロニクスが僕を追っていた。安心できる時間なんてほんの一瞬もなかった。
 でも彼の声の音に包まれるのだけは、心地よかったような気がする。



大きくなってもうフレディさんのお腹の中入れないな~ってネタ大好き、何度でも見たい。

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